一見何なのかわからないかと思いますが。エレキギターの音を変えてくれる箱です。

中学生の時に電磁誘導を習った方思います。導線を巻いたコイルを作り、それに鉄を近づけたり遠ざけたりすると導線に電流が流れると言うものです。レンツの法則とフレミングの左手の法則などが有名だと思われます。実はカラオケのマイクもエレキギターもこの原理を応用して音の振動を電気信号に変えているのです。そしてアンプという増幅装置で信号を大きくしてスピーカーで今度は電気信号を音に変換している、という仕組みです。
電気信号は一般的に波として表現されます。その波には様々な形があります。なだらかな形やギザギザの形、規則的も不規則な形もあります。この波の形によって音の高さや大きさ、そして音色の違いが決まっていくのです。音叉の音はなだらかですし、歪んだギターの音はギザギザです。人間の声やバイオリンの音色を波形で表現すると様々な波が合成されたような複雑な形になります。
エレキギターで言えば、弾いた音を電気信号に変えてアンプに入る前にエフェクターという箱に一旦入れます。ここで電気信号を大きくしたり複製したり波形を変えたりします。今回のこの箱はエフェクターという箱です。ギターの音程を切り替えてくれるものです。目盛りの数だけ半音ずつ下げてくれます。ギターにはどうしても下の音には限界があるのですが、これなら7半音、いわゆる半オクターブまで下げてくれるのです。なかなか手に入らないでモヤモヤしていたのですが、この度梅田のESPで発見しました。レギュラーチューニングで弾きながらダウンチューニングの音を出せるので、KISSとかヴァン・ヘイレンなどのダウンチューニングをしている人達の音をたやすく再現出来るようになりました。全く有り難い話です。